ずっと夢見ていた韓国への留学、今思えば、初めの頃の私は留学すること自体をゴールのように考えていたのかもしれません。
しかし今、それは間違いであったのだと、心からそう思います。
一人暮らしの経験もなく、海外、ましてや韓国への旅行もしたことすらなかった私が、いきなり半年間留学する。
…と、決心したは良いものの、想像すらつかない生活に不安は小さくありませんでした。
…が、不安はあれど、ただ乗り越えていくしかない状況の中。
一日、また一日と生活を送りながら、理想と現実の違いを突き付けられるような場面もありました。
しかし同時に、胸いっぱいに幸せを感じた瞬間も数え切れない程沢山ありました。
また私は、この場所で出逢った同じ目標を持つ仲間達、
そして離れて暮らす家族や友人と会話を交わすとき 一人で暮らしているはずなのにも関わらず、
自分が独りではないのだということを、寧ろ強く感じるようになったのです。
ふと、私がこれから歩む人生の中で、自分自身、そして身の周りの人達が少しずつ、そして着実に変化していく様を、これほどまでに実感できることはあるのだろうか?
…と考える瞬間がありました。その答えを今すぐに導き出すことは出来ませんが、この留学を通し、何を学んだか、何を感じたのか。それらを次に繋げることが、これからの私の課題なのだと思います。
韓国で過ごした6ヶ月間は、私の人生で掛け替えのない宝物です。本当に有難うございました。
【2018年6月~12月(6ヵ月間) / 韓国芸術高校 交換留学コース A.S】
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